婚活におけるお相手探しの要素には様々なものがあります。当然男女差はありますが、ある程度共通項もあります。
男女共通で重視していると考えられる項目として挙げられるものは、人柄、家事育児への能力、仕事への理解などがあります。人柄に関しては、共通の価値観・相性という意味も含まれますが、その人の人間性が大きく関わってくると考えられます。
家事育児の項目については、男女両者で協力していくものだという共通認識が見られます。結婚相談所での婚活を行う際に基準となるプロフィールには、家事分担・育児分担に対する意識を記載する欄があります。現代の婚活では、男女ともに家事育児を行うという考えがあるかどうかが結婚相手を見定めるポイントになっているとも言えます。
また、仕事への理解という項目も重視されています。共働きという夫婦の形は結婚生活におけるキーワードと言えます。
一方、女性が男性に求める項目として経済力が挙げられます。共働きを希望するものの、大黒柱は男性であるという考えは今も根強いと言えるでしょう。
また、男女共通して、容姿に対するこだわりも挙げられますが、結婚相手に求める要素としては他の項目に比べ優先順位は低いと言えます。
容姿や共通の趣味に関しては、プロフィール写真やPR内容を見れば一目瞭然です。最初のお見合い相手選びの動機としては重視されるか点と思われますが、実際にお付き合いを始めればその人の人間性を見て、将来を共にできる相手かどうかを見極める事が重視されていると言えるでしょう。
結婚相談所での婚活は、結婚前に様々な要素を見定める期間として、プレ交際があります。また、結婚を前提とした真剣交際では、よりリアルに相手の結婚観を確認する事になります。あるデータでは、恋愛結婚よりもお見合い結婚の方が離婚率が低いという結果が出ています。それはお互いが共同生活を行っていく上で大切となる要素を結婚前に確認できる仕組みが整っているからと考えられます。
長い結婚生活を送る上で、大切となる要素を交際の段階で知る事ができる、そのメリットを生かし結婚相談所での婚活に取り組んで頂けたらと思います。
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