結婚生活は、お互いを尊重し、相手を大切に思えるかどうかが重要です。ですから、条件を重視しすぎてお見合い相手を選び過ぎる事は、せっかくの出会いの機会を逃してしまう事になりかねません。容姿や条件にこだわり、会う事もなければ相性が良い相手かどうかは当然ながら判別ができません。
そういう点を踏まえ、お見合いのお申し込みがあれば、前向きに検討する。多少自分が設定している基準を下回るとしても、相手がこちらに興味を持ってくれている事は貴重な事です。
また、自分からのお見合い申し込みについて、条件を緩めてみる。こだわりを曲げるというより、出会いの幅を広げるという意味で有効な方法です。
とは言え、どうしても条件を譲れないという方も中にはおられます。自信のポリシーや種々の条件も相まって、そうせざるを得ないという場合。強い意志やこだわりが存在しているのであれば、それを貫くのも方法です。カウンセラーとしては、結婚後の生活や相性の事を考え、こだわり過ぎは良く無いと伝える事も多いですが、それで本人が納得できるかどうか。
もし、納得できないのであれば、自分に正直に婚活をする事に問題はありません。お見合いを組む難しさや、お付き合いをしていく上でのハードルが出てくる事は予想できます。そこを本人が認識し、厳しい取り組みになる事が腑に落ちていれば、尊重されるべきと考えます。
仮に、難航するとして、どこかのタイミングで条件を緩めようと意識を変える可能性もあります。自分がどのくらい結婚したいと思っているかが関わってきます。自分の理想の結婚相手に巡り合えない時、婚活を終了するか、それともこだわりを変化させるか。
いずれにせよ大切なのは、自分が将来振り返った時に、全力で取り組んだから後悔は無いと納得できるかどうかです。一生懸命に取り組む事で、結果を受け入れる事ができます。本当にこだわるのは自分の人生です。悔いのない人生を送るために自分にとって適切な判断のもと行動し、その結果を受け入れる事が重要なのです。
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